インド神話 ちくま学芸文庫 上村勝彦著
なんとなくは知っているけれど、漫画で登場してくるキャラとしてしか知らない、インドの神々のことを知りたくなったので、読んでみた。
結論からいうと、まあ、アバウトな覚え方でいいのかなと思ったw
だって、神話ごとに、神様の名前が違ってたり、息子だったヤツが甥だって言われてたりするんだもんw
著者は、叙事詩マハーバーラタ(ヒンドゥー教文献)を第二章に据え、インド神話の面白さを書いたとのこと。
しかしながら、先の時代の、第一章ヴェーダ・ブラーフマナ文献の神話も、非常に簡潔にまとめられていて、いい本だと思った。
図版も、インドの浮彫が写真で紹介されて、興味深い。
著者の目的は達成されているのではないかな。